5月3日(土)に行われた認知症フォーラムの終了報告は、先日も喜納が行ったところでありますが、当日の写真や今回集計したご来場者アンケートなども含めて担当の私(庭山)が詳細を報告させていただきます。
当日お集まりいただいた方々の人数は、想定を遥かに超える385名!
改めて認知症に対する人々の関心の高さに驚かされました。
映画「オレンジ・ランプ」の上映会は、大勢の人数が集まっていたにも関わらず水を打ったような静けさで、皆さんが集中して映画を鑑賞している様子が感じられました。
ラストにかかるころには会場中から沢山のすすり泣く声が聞こえ、多くの方が感動して涙を流している状況がみられました。
丹野智文さんの講演会では、聞いている方々がまるで丹野さんと一対一で話しているかのように、大きく頷いたり涙をぬぐったりしながら熱心に聞き入っていました。
来場者の感想は、推測して私が書くよりも後ろにアンケートを掲載しましたので是非ご覧ください。
多くの方々が自由記載欄にいっぱい感想を書いて下さり、それらを読んでも今回のフォーラムが来場者の方々に多くの感動をもたらしたことが手に取るようにわかりました。
アンケートでは「認知症観が変わりました」「認知症になっても希望をもって暮らせることがわかりました」「勇気をもらいました」といった前向きな意見が多数寄せられ、担当者としては嬉しい限りです。
詳細は後日改めて発表致しますが、白老町社会福祉協議会では、映画「オレンジ・ランプ」の配給元と1年間のサブスクリプション型上映の契約を締結して町民の方々により幅広く見ていただく事業も展開していく予定です。
どうぞご期待下さい。
いずれにしましても白老町社会福祉協議会では、今後も「新しい認知症観」の理解促進に努め、認知症になっても住み慣れた町で安心して暮らし続けられるための活動を展開していきますので引き続きご支援ご協力をお願いいたします。(了)
〇会場を埋めた大勢の観客の方々
〇丹野さんの講演会の様子
〇認知症フォーラムを伝える新聞記事(苫小牧民報)