令和8年5月23日(土)、しらおい経済センターを会場に、丹野智文氏講演会ならびに「YAYOIとゆかいな仲間たち」ミニライブを開催しました。
当日は158名の皆さまにご参加いただき、会場は大変にぎわいのある雰囲気に包まれていました。
講演会の講師は、若年性アルツハイマー型認知症と診断された後も、認知症への理解を広める活動を全国で続けている丹野智文氏です。
講演テーマは、「認知症の私が、これから認知症になられる皆さんに伝えたいこと。」でした。
丹野氏からは、診断を受けた時の思い、仕事や家族との関係、日々の生活の中での工夫、そして認知症になっても自分らしく暮らしていくために大切なことについて、当事者の立場から具体的なお話がありました。
特に印象的だったのは、「本人の出来る事を奪わない」「自分で選び、自分で決めることを大切にする」「失敗を責めるのではなく、一緒に工夫して成功体験につなげる」という言葉です。
認知症の人を“支援される人”としてだけ見るのではなく、一人の生活者として、その人らしい暮らしを一緒に考えていくことの大切さを感じる内容でした。
参加された方からは、「丹野さんのお話は、認知症に関わらず、今社会の中で起きている様々な問題を解決していくためのヒントになると思いました」「当事者の出来る事を奪わない、という言葉に支援のあり方を考えさせられました」「これまでに聞いた多くの人の講演の中で、この講演が一番感動した」など、多くの感想が寄せられています。
本人の声を直接聞くことの大切さを、参加者の皆さまと改めて共有する機会にもなりました。
講演会終了後は、「YAYOIとゆかいな仲間たち」によるミニライブへ。
横山弥生さんの澄んだ歌声と、バンドの皆さまの温かな演奏が会場全体を包み込み、講演会とはまた違った和やかで明るい時間が流れていました。
参加者からは、「YAYOIさんののびやかできれいな歌声に元気をもらいました」「心にまっすぐ届く歌声でした」「仲間と一緒に活動を続けている姿に勇気をもらいました」などの声も聞かれています。
今回の講演会とミニライブは、「認知症になっても終わりではない」「認知症になっても自分らしく、いきいきと生きることができる」という新しい認知症観について、参加者の皆さまと一緒に考える大切な時間となりました。
開催にあたり、ご出演いただいた丹野智文氏、YAYOIとゆかいな仲間たちの皆さまをはじめ、ご協力いただいた関係機関、ボランティアの皆さま、そしてご参加いただいた皆さまに心よりお礼申し上げます。
白老町認知症の人と家族などの会では、今後も認知症の人とそのご家族が安心して暮らせる地域づくりに向け、関係団体と連携しながら、認知症への理解を広げる取り組みを進めてまいります。(了)
〇丹野智文氏講演

〇YAYOIとゆかいな仲間たちの歌と演奏

〇会場の様子

〇参加者アンケート(クリックするとアンケート全文が読めます)
※アンケートの公開は予め記入者の承諾を得ております。


